9月8日(土) 13:00~14:00 男装の美学、理想化された男性像

 

カッコよくて笑顔がステキな男装の麗人にエスコートされる …聞いただけで、ちょっとドキドキしちゃいませんか?

今回はそんな魅力的な男装エスコートのお店「ウィズコレクション」からシンヤさんと臣さんにお越しいただきます。

ウィズコレクションはカフェやバーとは違い、お客様の「行きたい所」「やりたい事」「してほしい事」を叶えることができるお店です。
そう、エスコート専門! ギャルソンの皆さんが体現するのは女性目線での男性像。
そのために日夜努力を重ねていらっしゃるよーです!ふむふむ。

「男装」とはなんだろう どんな想いをもっているんだろう
男性ではなく「男装」に求められること
お嬢様、ご主人様を楽しませるエスコートの秘訣など…

近くて遠い男装の世界!
ふだん聞けない男装の世界の舞台裏を根掘り葉掘りききつつ
男装に魅力を感じてる人は是非ご来場ください!

 

入場料:無料
※定員は30名程度となります
※途中退場、途中入場、自由なかんじです。1日いても大歓迎!
※食べ物飲み物持ち込み自由です。ゴミはお持ち帰りください。
※足湯カフェどん浴キックオフイベントのため、無料になります。
(ドネーション箱もあるので是非面白かったらご支援おねがいします!)
※履物は脱いでお上がりいただきます。まだ工事前なので足湯には入れません…ご了承ください。
※ご参加の方は主旨をご理解の上、皆さんが楽しく話せる会となるようにご協力ください。
参加者の方にトークの進行に差し支える言動があるとスタッフが判断した場合、途中退出いただく場合がありますのでご了承ください。

 

※このイベントは終了しました

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速水シンヤ

[経歴]男装家。学生時代より秋葉原の老舗男装エスコート店 ウィズコレクション(旧ギャルソンと一緒) にオープンから在籍。大学卒業後は一般企業に勤め二足のわらじを履くも、男装業を活動の主軸とする為退社。ウィズコレにて運営やキャストの育成に携わる。
2017年にはウィズコレのメンバーから成る男装ユニット ウィズプラス
に参加。男装カルチャーと男装エスコートの認知を広めるべく活動している。
Twitter 

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臣(OMI)

会社員を経て、現在秋葉原の老舗男装エスコート店 ウィズコレクション専属ギャルソンとして在籍。
在籍を始めて約半年、ウィズコレクションを主体にSNSを中心とする男装PR活動中。

男装の美学、理想化された男性像 レポ


秋葉原にある男装のエスコート店「ウィズコレクション」からは、びしっと決まったジャケットとパンツスタイルでシンヤさんと 臣さんが登場です。

そんな男装の方にも聞いちゃいました。
She, He, Theyどれで呼ばれたいか。

初めの答えはお二人とも予想通り(?)「He」もしくは「They」

でもシンヤさんは「別に She で呼ばれたからと言っておこるものでもない」と柔軟な姿勢を見せる。
エスコートではないときもメンズライクな格好をしていると言う二人は、服も大体メンズコーナーで見つけてはいるが、最近はユニセックスな服も多いのでレディースを覗くこともあるという。
シンヤさんが子どもの頃は母親からぶりぶりな服装を与えられていたが、段々嫌になり「ズボンが欲しい」と訴えたそう。お母様もシンヤさんの気持ちを尊重して、無理に服装を押し付けることはなかったそう。
一方 臣さんは、ものごごろ着いた時には、メンズライクな服装だったという。さすがに中学生の時は制服があったため、スカートだったが、下にはジャージのズボンをはいてしのいで(?)いたという。下着は二人ともメンズ(!)とのこと。

スーツを素敵に着こなすシンヤさんと臣さん


●男装エスコートはどんなことをするのか

お客さまと男装のキャストが出かけたりご飯を食べたりカラオケに行ったり
時間制で、利用をしていただくシステムになっている。場所は秋葉原以外の場所でも国内ならばどこでも行ける。
利用できるのは、高校卒業後の18歳以上、男性のお客さまもいるとのこと。
男性の中では、男装が好きな方や、女性と話すのが苦手だけど、男装をしている女性なら話せると言うかたもいらっしゃるそうだ。過去にはあちらが女装でこちらが男装というご利用もあったそうだ。
ご利用いただく年齢層も幅広く、エスコートを利用した場合は基本的にお互いの同意が得られれば、手を繋ぐ、ハグをするなどの接触も大丈夫とのこと(粘膜接触以外は!)。
会場からは期待を込めたため息が上がった

また、ホストクラブと違って永久指名制ではないため、その時々でお好きなキャストを選べるそうだ。
(※永久指名制 - 一度指名したらずっと同じホストしか指名できない)

接触OKに期待が高まる会場


●男装って何だろう
お二人とも完全に自分が男性だとは思ってない
だからといって男性になりたいわけではないので、FtMとの中間くらいなのではないかと分析。男性としてみられたいというわけではないが、女性の格好をしてと言われたら困ってしまうという。また「女子力が高い」や「男装女子」という「女子」がつく言葉にも抵抗があるそうだ。

男装エスコートにも研修はあるそうで、お役さまとの挨拶の仕方から、終わった後の別れ方まで教えてくれるそう。 とはいえ、本番は何が起こるかわからない。お客さまと別れた後に自己反省タイムに入ることも少なくないそうだ。おふたりともとてもマジメ(笑)

色々と大変なこともあるでしょうと、含みを持たせた質問にも、「横のつながりがあるからやってこれました」と爽やかに答えるシンヤさん。

ちなみに男装をしていることについてはシンヤさんは親御さんにも「カミングアウト」済み。
臣さんは言ってはいないが、「男の子みたいでしょう」と親御さんが、他の人に自慢をするらしい。男兄弟がいないからという部分もあるのではないかと臣さんは思っている。

お客さんに本気で惚れた、惚れそうになったことはありますか?という質問には、濁しながらもありそうな気配を漂わせる二人。利用するお嬢様にとってもなかなか夢が広がるワンシーンとなった。

●今後の目標は?
臣さん 「色々なお客さまに楽しんでもらいたい」
シンヤ 「男装エスコートの認知度がまだまだ低いので高めていきたい」
そんな ウィズコレクションは、10月7日 新宿御苑ロッソにて ハロウィンパーティをやる予定とのこと またW's Plusという 男装ユニットを組んでいて、1周年のイベントもあるそうなので、興味がある方は是非男装の扉を開いてみてはいかがでしょうか!!

クールで真面目なお二人、きっと一緒に時間を過ごしたら、不安や心配を受け止めてくれるんだろうなと、妄想できる1時間でした。シンヤさん、臣さん、ありがとうございました。


レポート:まーみー

 

シンヤさん、臣さん、ありがとうございました!